シッチーのチャリティフェア概略
良いものを安く提供しようと、大田区の蒲田、大森、池上地区の質屋が集まり、’72年冬、蒲田の産業会館でチャリティフェアを開催しました。このフェアが大好評。定価の約3分の1から10分の1で提供される人気ブランド品、プロの目を通した確かな品質…そのお得な内容が口コミで広がり、年々来場者が増加。’91年、会場を現在の東京流通センターに移しました。以来、夏と冬の恒例行事としてすっかり定着。質屋のフェアとして最も古い歴史を誇る当フェア、プロの目で選んだ商品をプロならではのサービスで提供する、そんな充実した内容の楽しいフェアをお届けします。
1972年に第1回を開催
1972年12月、大田区産業会館の集会室で初めて開催。「高品質・低価格の商品提供」「収益金のチャリティ」「質屋業界のPR」という三大目的のために企画し、当時20数名の販売員で売上金数百万円、寄付金20数万円でした。回を重ねるごとに来場者数、売上金、寄付金も伸び城南地区の年末の恒例行事として注目を集めるようになりました。
1989年から年2回開催
1989年からは、それまで年に冬1回の開催だったこのイベントが夏にも行われるようになり、現在の年2回が定着。1991年には、会場を現在の平和島・東京流通センターに移し、スペースも2,000平方メートル(約600坪)と広く、文字通りビッグイベントに成長しました。当フェアは、それまでのチャリティ実績が認められ、大田区が翌1992年から正式に後援団体となりました。
日本最大級のイベントに成長
現在では、年2回の恒例イベントとして開催するたびにテレビ局をはじめ新聞、雑誌等で紹介され夏・冬の風物詩となっています。イベント会場の拡大とともに当組合では、出品呼びかけの質屋を募集するなど出品商品の拡充に努めています。2009年現在、年間での売上目標15億円、販売員約1,000名、出品商品20万点、来場者5万人と日本最大級の質屋のイベントに成長し、また寄付金累計が2億円を突破しました。
現在までの寄付をさせて頂いた団体名
当チャリティフェアは、大田区の後援をいただいているイベントです。第1回から寄付金の累計は2億円を超えました。
平成28年12月 FNSチャリティキャンペーン推進室 田村室長と
平成27年12月 日本テレビ 高見事務局長と
平成21年12月 CSR推進部 岩花様と
ブラインドサッカー日本代表への支援金
平成18年7月 ワールド・ペガサス・プロジェクト実行委員会 松尾理事長と
- ●NHK歳末助け合い
- ●日本ユニセフ協会
- ●いわての学び希望基金
- ●東日本大震災みやぎこども育英募金
- ●東日本大震災ふくしまこども寄附金
- ●奄美大島豪雨災害義援金
- ●四川省・ミャンマー自然災害支援
- ●岩手・宮城内陸地震支援
- ●能登半島地震支援
- ●朝日新聞東京厚生文化事業団
- ●日欧ライフネットワーク協会(ブラインドサッカー支援)
- ●三宅島復興支援
- ●東京都社会福祉協議会
- ●(財)日本チャリティ協会
- ●あしなが育英会(遺児奨学資金)
- ●三宅島火山噴火災害義援金
- ●全国朝日放送(株)
- ●阪神淡路大震災義援金
これまで行ってきた各種イベント
当フェアは、単なるバーゲンセールにとどまらず、質屋を身近に感じてもらえるように、次のようなイベントを実施してきました。
- ●チャリティオークション
- ●お客様の持ち物鑑定&評価
- ●質屋の話題の「チャリティ寄席」
- ●質屋営業グッズの変遷
- ●質草の昔と今
- ●質屋営業早や分かりパネル展
- ●本物・偽物の比較展示
- ●カウントダウンオークション
- ●ネットDEオークション
信頼と歴史でより充実したフェアに
当フェアは40数年の歴史を重ねてまいりました。これもお客様のご支援のたまもの。こうしたお客様の信頼に応えるために組合では商品の真贋、価格チェックを行っており、チャリティフェア事務局では催事の運営や年間を通じての迅速なアフターサービスなど、より充実したフェアにするべく、努力をしています。